一般常識から考えると、住宅リフォームの場合、新築工事された工務店に依頼されるのが一番経費も掛からず自然だと思います。
当社が建てた建物ではない建物のリフォームを依頼される場合があります。お客様に、なぜ新築した工務店に依頼しないのか尋ねてみます。廃業・倒産などで会社が消滅した場合は仕方がありませんが、何らかの理由があってそうなったと考え対処します。
工事をされた工務店がこまめにアフターフォローし、信頼されていればこのような事は起きないと考え、当社もこのような事がないよう注意しています。
リフォーム工事をする時は、はっきりと「何を、どこまでする」という工事範囲を決めます。そして施工する建築業者と予算が決まっても、安心はできません。 リフォーム工事とは解体しながら工事をするのですから、工事が始まり解体し始めたときに予想外に痛んでいる箇所が見つかり、予算以外の追加工事をしなければならないことがあります。その時建て主はあわててしまい、追加工事の見積りを取らずに工事を依頼してしまいます。 そして建築業者の言いなりになってしまうのです。最終的に請求書を見てあまりの追加金額に驚き、そして資金繰りに走り回る事になるのです。 300万円程度の簡単なリフォーム工事が1000万円を超えてしまうという話もあります。 結果的には「建て替えたほうがよかった」ということになってしまいます。ですから、工事にかかる前の細かな打ち合わせと調査がとても大切なのです。
古い家を狙って外壁の吹き直し工事や、ペンキ工事などのリフォーム工事の営業をしている訪問販売が流行っています。
「交差点の角地でよく目立つので、わが社のリフォームのモデル住宅にしますから安くしておきますよ」などと言われ、 たとえその工事金額が相場の二倍くらいの費用でも、工事費用の相場を研究しないで、見積書を見ても疑わずに工事依頼してしまうのです。
そしてその工事は外壁の吹き付け工事のみに終わらず、屋根の葺き直し、雨樋の取り替え、浴室、台所、トイレと工事が広がっていくのです。 それも具体的な見積りも取らないで工事をするのです。工事が終わり、請求書を見てびっくりするのです。 資金が足りないと、リフォーム会社は金利の高い信販会社のローンを紹介してくれます。そして業者の「罠」にかかってしまうのです。
リフォーム工事は新築工事をするより大変なのです。そのような訪問販売に気を付けましょう。
当社は新築・リフォーム問わず追加工事内訳書を随時、発行します。ですから今までにこのようなトラブルは一切経験がありません。
(よくリフォームする箇所は)
リフォームとは改修工事のことを言います。
一戸建住宅は新築してから10年も経つと、あちこちが傷んでくる場合があります。
外廻りでは、外部鉄部の錆び、外壁のひび割れと劣化、屋根材の劣化などがあります。 屋内では、湿気のある水廻りの傷みがあります。浴室(ユニットバスは防水性があるため心配ありません)のタイル下地の木材が腐り、白アリの被害に遇うケースもあります。 浴室をリフォームすると、洗面所(脱衣所)もリフォームすることになります。
台所もリフォームの対象になります。ついでに給湯機も取り替えます。子供の成長に連れて生活スタイルが変わってきます。 そのために部屋数を増やしたり、模様替えをします。合板の床板を使うと傷みも早く、20年もすると取り替える時期になります。 内装のクロスのかびや剥がれも目につき始めます。クロスを取り替えると照明器具も取り替えます。畳も取り替えます。 いったんリフォーム工事をすると、あちこち手を入れ始めるのです。どの部分をリフォームするか、事前にはっきり決めることがとても大切です。
(屋根廻り)
屋根に枯れ葉が舞い落ちる地域ではカラーベストの塗装がはがれたり、表面に苔が発生したりします。そのときはカラーベストの表面に塗装工事をします。
瓦屋根も何年か経つと瓦の隙間を埋めている漆喰が取れることがあります。補修しましょう。屋根の大きさにもよりますが、10万円以下の工事費です。
その他、カラー鉄板葺きの屋根があります。一番安価の屋根材です。錆びやすいため早目の塗装をお勧めします。
(雨樋について )
屋根材を取り替えるときは、必ず雨樋を取り替えます。 屋根面積が広い場合は集水効果の高い大型の樋のほうがよいでしょう。 そして軒樋を取り付ける金具の間隔は、45cm以内にしましょう。 よく60cmや90cm間隔を見ますが、軒樋が雪などの重さで垂れ下がり、樋の効果がなくなります。
また外壁塗装をする場合、外部足場を掛けます。足場代の費用が掛かりますので、ついでに雨樋を取替えることをお勧めします。 |